こんにちは!整備士のRedT(@RedT41921)です。
ここ最近の物価高は凄まじいものがありますね。もはや値上がりしていない物が無いのではないかと言うぐらい多くの商品が値上がりしています。
農機具業界でも今年はほぼ全てのメーカーで値上げがされ、大型農機は平均で3%値上がり、小型農機などは平均で10%値上がりしました。
そんな中、来年からは更に大幅な値上げが予想されています。現在判明している値上げ情報をまとめてみました。
値上げ確定メーカーや対象機種は?
現在値上げのアナウンスをしているのは秋商品のメーカーが多いようです。表にしていみました。
春商品は播種機や耕うん爪などが値上がりします。値上がり率も約13%と、かなりの上げ幅です。
秋商品の乾燥機、籾摺機、色彩選別機は全メーカー全機種値上がりします。色彩選別機は小売単価も高い為、値上げ幅は大きなものになります。
更に未だ部品や半導体が不足している為、今注文したとしても来年の秋までの間に合う保証が全く無いとの話もメーカーからは聞いて言います。
値上げ予定メーカーは?
まだ発表されているメーカー自体は少ないですが、小物農機大手のやまびこ(共立ブランドの草刈機やエコーブランドのチェンソーなど)が値上げ予定なので、他の小物農機メーカーも必ず追随してくるでしょう。
特に畦草刈機はやまびこの主力商品です。オーレックから発売されている機種も同モデルなのでオーレックも値上がりになるでしょう。
更に来年は新型畦草刈機AZ853(SP853)が発売になる為、値上がりがどの程度になるのか予想がつきません。
まとめ
今回は(も?)各メーカーの値上げについてまとめました。
大型農機メーカーからの値上げアナウンスはありませんが、必ず値上げはしてくるはずです。前回は3%程度でしたが次回の値上げは各社の動向を見ていると最低でも5%以上になるのではないかと思います。
値上げ前に買うのが得策ですが、米価は上がらない為中々踏ん切りがつかないのが現状ではないでしょうか。コロナがやや落ち着きはじめ、ここ最近は外食産業も景気の良い話が聞こえてきています。来年度は更に米の消費が増え米価が上がってくれる事を願うばかりです。