こんにちは!整備士のRedT(@RedT41921)です。
先日クボタより全製品の値上げの情報が入りました。
遂にというかやはりと言うか、致し方ない事ではあるのですが大型農機メーカーの値上げは農機具業界の一層の冷え込みに繋がりそうです。
値上げ幅は一律5%、全製品が対象
今回発表された内容は何と、「全製品一律5%の値上げ」という事です。
昨年の値上げは3%位でしたが、やはり今回の値上げは前回を超えてきました。
更に、トラクターやコンバインだけではなく、自走草刈機や管理機なども含む全製品値上げと言うから驚きました。
値上げは2023年4月から
気になる値上げ時期は2023年4月からとの事。つい先日クボタから2023年の価格表が来たばかりですが、すぐに差し替えとなるようです…
4月出荷分からになるので更新を考えている方は在庫の状況にもよるでしょうが遅くとも2月中に決断しなければ間に合わないかと思います。
【追記】イセキも全製品3~4%値上げ
イセキの製品も4月1日から全製品値上げとなります。値上げ率は3~4%ということでクボタより若干抑えた値上げです。
ヤンマーは4月からの値上げは無さそうですが年内必ず値上げしてくるでしょう。
まとめ
最大手のクボタが値上げしたので間違いなく他のメーカーも追従するでしょう。イセキやヤンマーからは今現在アナウンスは無いのですが、前回の値上げの感じから5~6月辺りになるのではないでしょうか。
600万円のトラクターが630万円になるのですから、今回の値上げはかなりのインパクトがあります。世界情勢的にはインフレは一旦ピークアウトしている様に見えますので、更なる値上げは無いのではと個人的には思っています。
しかし、米価が上がらない事には機械の更新といった積極的な設備投資は控える流れが続きそうでもあります。こんな時こそ使いやすい補助事業を出して頂いて日本の農業を守ってほしいものです。