こんにちは!整備士のRedT(@RedT41921)です。
今年の秋は大変忙しく久々の投稿になってしまいました。
収穫作業も終盤戦と言った所でしょうか。私の地区では主力のコシヒカリの収穫作業がようやく終わりに差し掛かりました。
今年は梅雨の長雨の影響で稲の背丈が例年よりも長くなったせいでお盆過ぎには倒伏してしまった稲が多数見受けられました。
そして昨年が不作だった事もあり今年はドローンの普及も手伝ってしっかりと穂肥を散布した方も多かったと思います。
穂肥は収穫量に影響するので難しいところではありますが今年は控えめに散布した方が収穫はしやすかったのではないでしょうか。
さて今回は2020年の秋の農機具の故障に関するの近況をお伝えします。
今年最も多かった修理内容は刈刃の上付近にある突起の付いたベルトの交換です。
原因は稲の倒伏により、稲が綺麗に搬送されずベルトの辺りで詰まってしまい切れてしまいます。例年だとシーズン中10本位交換すればいい方ですが、今年は3倍の本数が出ました(汗)
次いで多いのは、やはり刈取部の故障で株元の搬送チェーンが外れたりスピルが切れたりコマ飛びしたりとチェーン関係のトラブルも多い年です。
後は全体的に修理件数は多いものの内容は例年通りの感じです。
梅雨は長雨でしたが稲刈り時期に余り雨が続かなかったので何とかそれなりには秋作業は進んでいる状況です。これで圃場がぐちゃぐちゃだったらと思うと、とても恐ろしいです…
何はともあれ作業中の事故だけは気おつけて頂いて秋作業に励んで頂ければと思います。
短いですが今回はこれまで。