農機具情報局

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密苗(密播)栽培を作業の流れに沿って解説『移植作業』

前段階の『移植作業』までの作業の解説は下のリンクから

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密苗対応の田植機で田植えを

下の図の様な苗が育ったらいよいよ移植作業です。

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移植作業とはすなわち田植えです。

当然ですが、必ず密苗に対応した田植機で移植作業をして下さい。

1本当たりの苗は慣行栽培よりも小さいので圃場の水の量は注意です。

植付深さは2~3㎝、植付本数は3~5本になるように調整します。

植付株数は今まで通り50~60株で植えます。

イセキは密播疎植を薦めていますが、天候や圃場の状態にかなり左右されますのでリスクが高すぎると思います。

初めての密苗(密播)栽培の時は乾籾200gをおすすめしましたが、50株で植えた場合だいたい使用する苗の量は12枚/10aぐらいになると思います。

参考までに疎植植えにした場合の必要な苗箱の数は

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 驚愕の6枚!!に(37株植え)

何度も言いますがおすすめしません…

移植直後は慣行苗に比べ葉齢が少ない為、薄く見えて少し不安ですがおよそ30日後には慣行苗とほぼ見分けがつかなくなるのでご安心を。

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写真はヤンマーのHPより転載

その後の中干しなどは慣行栽培と同じ手順で行います。

収穫は慣行栽培よりも1~2日遅れる傾向にあるようですが、誤差の範囲ですので稲の状態を見ながら収穫作業を行ってください。

収穫期に雨や台風が来ない事の方が重要ですね。

まとめ

自分なりに解りやすく説明してきたつもりですが、もし良く解らない点がありましたらコメント等頂ければ出来る限りお答えしたいと思います。

それでは密苗(密播)栽培を簡単にまとめてみます。

  1. 種子消毒を必ず行う
  2. 催芽器を使いハトムネ催芽にする
  3. 乾籾200g=催芽籾250gで播種
  4. 発芽器や育苗器で揃った芽を出す
  5. プール育苗で省力化(健苗ローラーマストバイ)
  6. 田植は密苗対応田植機で

以上の6点になります。

やはり力化の為には工程毎に農機具が必要になってきます。

初期費用はかかりますが、それに十分過ぎるほど見合った最新技術ではないでしょうか?

リスクはそれほど大きくありませんのでぜひ密苗(密播)栽培にチャレンジして頂きたいと思います。

 

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