メーカーによって同じような装備品なのに名称が全然違う為、
他のメーカーと見比べても中々ピンとこない事が多いと思います。
個人的に解りにくいと思う名称をピックアップして50音順に簡単に解説します。
こちらはヤンマーの農機具の用語解説になります。(随時更新)
他のメーカーの用語解説はこちらから
【参考記事】【クボタ編】農機具の装備品の用語を簡単に解説!
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あ
・オートロータリー
凸凹があっても一定の深さで耕うん作業ができる。必須装備
か
・クイックヒッチ
ワンタッチで作業機を脱着出来る。各メーカーでヒッチの種類が違う為、他メーカーの作業機はワンタッチで脱着する事は不可。
さ
・すこやかロータ
田植機の植付部に付いているグルグル回る黄色いロータ。基本は枕地を植える時に使用し田植機のタイヤの跡をならしながら苗を植える。
・すこやかレール
田植機の予備苗台に付けるオプション。苗を滑らせるレールが付いていて苗を渡す作業の人がとても楽になる。しかし、予備の苗は置けなくなる。
・前輪倍速
ハンドルを切ると前輪が後輪の約2倍速く回る。4WD時に作動。必須装備
た
・デルタ
別名 ハーフクローラ。後輪がクローラタイプになっている。フルクローラとホイールの良いとこどり。一部の地域では絶大な人気を誇る。
は
・ハイスピード仕様
その名の通り最高速度が通常の約2倍。ホイール型は時速30Kmを超える。カーブする時は要注意!
・フルクロ
別名 フルクローラ。ホイールでは無く走行部はクローラのみ。圧倒的な牽引力でどんな悪条件の作業ももろともしない。しかし、ランニングコストは高くつく。
ま
・密苗仕様
苗箱一枚当たりの苗の本数を多くし、密集した苗を植える為に改良された仕様。密苗については後日記事を書く予定。
アルファベット・数字
・A/Bモード
AモードとBモードで最高速度や最高回転数を設定できる。作業機ごとにモードを切り替えれば便利。ただ使いこなすにはそれなりの技術がいる。
・e-CONTROL
作業中の負荷を計測しエンジンの回転を上げたり下げたりする。中々省エネ。
・FDS
フルタイム・ドライブ・システムの略。ヤンマーコンバインの代名詞!車の様なハンドル操作で微妙な旋回もお手の物。慣れてしまうと他のメーカーのコンバインは乗れないと言われるほど。
・J-change Plus
オートマ感覚で操作できる。ノークラッチ作業でらくらく。名前がかっこよすぎ。
・UFO
別名 UFOマチック。作業機を自動的に水平に制御する。必須装備
ヤンマーの農機具は外見は革新的?ですが装備品などは比較的シンプルな名称が多いです。ヤンマーはやはりFDSが凄い。一度体験して貰いたいですね。