こんにちは!整備士のRedT(@RedT41921)です。
2020年度の春作業も始まり、慌ただしい日々を送っております。
コロナ禍でも農業は自粛なんて事は出来ませんので、幸い私の仕事自体は余り影響はありません。ただメーカーからの部品の入荷遅れが懸念されているので、早急な修理対応が難しくなっているのがやや心配です。
更に私達整備士も農家さんのお宅へ出向くときはマスクを必ず着用せよとの事なので全く慣れませんがマスクをして修理や営業に出向いています。
普段はマスクをしていなかったので一日中マスクを付けているのは正直きついですね…。これから暑くなってくるので余計憂鬱になります。
さて、私の担当している地区は長雨の影響でようやく耕うん作業に入った状態です。例年よりも一週間は作業が遅れていると思います。
田んぼが全く乾かない為、上のイラストの様に埋まってしまうトラクターも例年以上に多い印象です。
作業後のトラクターも泥だらけなので圃場間の移動距離が長い方は走行中落ちてしまった泥の処理に四苦八苦しています。
2020年度は当初から水不足も懸念されていたので、今年のお米の品質や収量がとても心配です。
2020年度は本当に暗い話ばかりで嫌になりますが大きな故障や事故が無いように願っています。
今年度での春作業の故障で多いのは、毎年の事ではありますが、トラクターのロータリーの油漏れや異音がするといった修理が多い印象です。
トラクターのエンジンオイルは交換したけどロータリーのオイル交換はついつい忘れがちになってしまいます。故障で呼ばれて見に行くとロータリーのチェーンケースにオイルが全く入っていなかったり、真っ黒く変色した腐ったオイルが出てきたりもします。
ロータリーやハローのオイルは必ず2年に1度はシーズン前やシーズン後に交換する事を強くお勧めします。
オイルは多くても5ℓ程度、金額にすれば5,000円程、故障した場合は最悪20倍以上の金額を支払うことになるので、自分でオイル交換が不可能なようならお近くの農機具屋さんに頼んでみてはどうでしょうか?