こんにちは!整備士のRedT(@RedT41921)です。
今回は気になったニュースをお伝えしようと思います。
それはこちらのニュースです。
記事によると1月15、16日にクボタの創業130周年を記念して京都にてクボタの製品発表会が行われ10年後の2030年の使用を想定したコンセプトトラクターを発表したとのこと。
名前は『X tractor(クロストラクタ)』完全自動運転でAIや電動化技術を搭載しているんだそうです。
4輪のクローラがとてもインパクトがありますね。クローラも可変式になっていて車高が自動で調整されるとのことです。
動画を載せている記事もあったので紹介しておきます。
SNSでの反応を見ると「かっこいい!」とか「変形しそう!」などかなりの高評価のようです。たしかに見た目は未来的で実際動いたらどうなるのだろうかと興味がわいてきます。
ですがいち農機具屋から見ると10年後にこのトラクターが動き回っているとは想像できないのが正直なところです。
コンセプトトラクターなので突っ込んでもしょうがないのですが、4輪のクローラは現行のSLのパワクロをそのままくっつけたなとか、田んぼを耕す作業機はどうやって装着するのかとか、メンテナンス性はどうなんだとか色々考えてしまいます(笑)
そして一番の問題はやはり価格だと思います。現在の無人トラクターでも1,500万円するのでそれより安いという事は考えられないですよね。
農業に限った話では無いですが、特に農業は深刻な人手不足、担い手不足に悩まされています。ボタン1つで勝手に耕うんなど作業をしてくれるのはとても魅力的な話です。
ただ、それと並行して今より低価格でメンテナンス性もよく丈夫な農業機械の開発もお願いしたいものです。
短いですが今回はこれまで。